祈祷会:「見よ、どれほど愛されているか」

御父がどれほどわたしたちを愛してくださるか、考えなさい。それは、わたしたちが神の子と呼ばれるほどで、事実また、そのとおりです。世がわたしたちを知らないのは、御父を知らなかったからです。
愛する者たち、わたしたちは、今既に神の子ですが、自分がどのようになるかは、まだ示されていません。しかし、御子が現れるとき、御子に似た者となるということを知っています。
なぜなら、そのとき御子をありのままに見るからです。  (ヨハネⅠの手紙3:1,2)


父なる神がどれほど私たちを愛してくださっているか考えなさい。と言われるとどのように考えますか?
ここは「見なさい」という命令形で書かれていますので、頭で考えるというよりは、どれほど愛されているかを見るのです。


今日も多くの祈祷課題が挙げられました。私たちは自分の周りに起こってくることを見ると、心が騒ぎ、どうしたらよいのかわからなくなってしまいます。
そんな私たちを取り巻く出来事の中に、またわたしたちの存在の中に「どれほどわたしたちを愛してくださっているか」が隠されているのかもしれません。
よーく見ると見出すことができるのです。


今はまだ全ては明らかではありません。
しかし、やがて全ては明らかになり、愛そのものである神をそのままに見ることになります。
神はわたしたちをすでに神の命につながるものへと変えてくださっています。
御父はどんなにすばらしい愛を与えてくださったことでしょう(新改訳)
日常の中で、信仰の目を凝らして神にどれほど愛されているかに目を留めていきましょう。