クリスマスの心

学校で保護者と行事のお手伝いの仕事をしながら、
「クリスマスは忙しいのでしょ?」と聞かれました。
クリスマス集会のお話をしました。


「キャンドルサーヴィスは、ろうそくの灯が美しく厳かですよ。どなたでも参加できますからどうぞ」とお誘いすると
「子どもには是非、そんな世界を体験させたいな。クリスマスに騒ぐだけなのは残念だよね」「ホント、そんな体験は大切だよね」などのお返事がありました。
ひとりのお母様が、看護学生時代に灯りを落とした病室をろうそくを手にキャロリングをしたことがある。
讃美歌を歌うと患者さんが涙を流して聴いてくださった。
自分たちも泣きながら歌った・・とても感動的だった・・と話してくださいました。
こちらも聞くだけで泣きそうです。
心と心が触れ合って暖かくなるようなクリスマスを過ごせたらいいねと話し合いました。
教会では、世界の飢えや争いを覚えて祈り、助けを必要としているところへ献金を送りますと話すと「それはいいですね」とのことでした。
作業中の何気ない会話ですが、小さな愛の心が集まって何かできそうと思わされました。


誰にも与えられている愛したいという思い、永遠を思う心・・・ふだんはあまり意識しないで生活していても、
クリスマスには特別な過ごし方をできたら・・と願います。


愛され価値あるものとして造られ、愛することのできる存在である自分を静かにふりかえり、
自分にとって大切な人、大切な生き方、今できることを見つけられたらいいですね。


そして何より、神が私たちを愛していのちの光であるイエス・キリストを心に贈ってくださったことを受け止めて、
真実な愛に満たされたいと思います。
全ての人が招かれています。共に特別な時間を過ごしましょう。