マタイによる福音書１８：１０・・・１３，１４
『これらの小さな者を一人でも軽んじないように気をつけなさい・・・
はっきり言っておくが、もし、それを見つけたら、迷わずにいた九十九匹より、その一匹のことを喜ぶだろう。
そのように、これらの小さな者が一人でも滅びることは、あなたがたの天の父の御心ではない。』
迷い出た羊を探す物語は、ルカによる福音書１５章の記事と類似しています。
ルカでは、１０枚の銀貨、放蕩息子の話が続き、キーワードは「捜す」です。
マタイでは、前後に小さい者の大切さが語られています。
つまずきは避けられないと７節で語られていますが、
神はどのような小さな一人も失われることを望まず、捜し、見つけ、喜び、大切に扱われる方です。
この神が私を大切にしていてくださいます。
そして、小さな者を一人でも軽んじないようにと語られています。
神に特別に大切にされているひとりひとりが集まり、教会、教区、教団が形成されていることはすごいことです。
ワクワクする出来事です！
つまづきが起こる時も、問題の追及に終始することなく、一人を大切にすること、お互いを大切にすることを中心にしましょう。
