祈祷会・「夫と妻・キリストと教会」

「わたしたちは、キリストの体の一部なのです。
『それゆえ、人は父と母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。』
この神秘は偉大です。わたしは、キリストと教会について述べているのです。」
                   
        (エフェソへの信徒の手紙5:30〜33)

今週は、神様が人間を男と女に創造されたとのメッセージです。
新約では男女の関係について上記のように述べています。
31節は、創世記の引用です。


創世記2章では、男女の創造の様子が書かれています。
「人がひとりでいるのはよくない」と人間には人間、男には女という関係が与えられました。
この関係が、エフェソの信徒への手紙では、夫と妻、キリストと教会の関係であり、この神秘・奥義は偉大だと語られています。


私たちは誰かと関わりながら生きるように造られています。
インターネットや携帯が発達しても、集まることをやめずに心を合わせて祈ります。
愛し合うというのは、バラ色の雰囲気ではなく、現実と向かい合い、自分を与え合っていくことでもあります。
関係の中に生かされていることの神秘に目が開かれていきますように。