「いのちの教室」・誕生の奇跡

教会の子どもたちが自分の存在の尊さを知り、
自分と他者を重んじて愛の中に生きることができるように、「いのちの教室」を始めました。
教会の皆さんが、子どもたちを囲んで一緒に学んでくださっています。


前回は、創世記の学びと世界人権宣言やWHOの健康の定義、命と死に関する法律などから「存在の尊厳」について学びました。
今回は、「誕生の奇跡」です。
オープニングに教会の幼子たちの誕生時や献児式などの映像が「♪きみは愛されるため生まれた」の曲にのせて次々と流れました。
お母さんたちには内緒の写真もあり、サプライズ!
もうこれだけで感動いっぱいです。N姉の企画・作成に感謝。


まず、詩編139編13〜18より、私たちの命の日が始まる前から、御自分の書に名を記し、愛のまなざしの内に育んでくださっている神様を感じました。
「胎児であったわたしをあなたの目は見ておられた。わたしの日々はあなたの書にすべて記されている。まだその一日も造られないうちから。」
                                               
                (詩編139:16)

その後、0.1ミリの受精卵が60兆にも細胞分裂し、細胞が分化して各器官が作られ、身長50センチの赤ちゃんになっていく過程を学びました。
そのエネルギッシュな成長は、お腹の中で身長160センチのY姉(中3)が生まれる時には8000メートルになっているという計算です。
学びの最後に、胎内の成長過程の動画を見ました。すごいですね。


分かち合いでは、「自分で覚えていない自分」についてグループ別に話し合い、「神と家族に愛され、覚えられていた自分」を感じて感謝の祈りをささげました。
小さなお子さんと共にお母様方も加わられ、ワイワイと大騒ぎしながら命の祝福を実感するひと時でした。


「あなたの御計らいは、わたしにとっていかに貴いことか。神よ、いかにそれは数多いことか。

数えようとしても、砂の粒より多く、その果てを極めたと思ってもわたしはなお、あなたの中にいる。」(詩編139:18)


次週の礼拝
3月25日(日)10:30〜
聖書:マタイによる福音書26:47〜56
説教:「神の御旨を選び取る」
    上中 栄牧師

礼拝後:イースター準備会